プレビューモード

初めての扉をひらく──SPOART GATEと僕たちの一歩(2025年8月20日発行)

今回は、ヴォルフェ北海道として「SPOART GATE 第一弾に参加する」という判断について、記録として残しておきたいと思います。

おそらく、#c7 Gallery も SPOART GATE も、初めて耳にする方が多いかもしれません。


アートの交差点から生まれたプロジェクト

#c7 Gallery(シーセブン・ギャラリー)は、作品をつくる人と、それを受け取る人が出会う「アートの交差点」のような場所です。

専門的な知識や経験がなくても、「なんだかいい」と感じた瞬間から関われる。そんな文化を大切にしながら、人や地域をつなぐ企画を生み出してきました。

その流れの中で立ち上がったのが、SPOART GATE(スポート・ゲート)です。

Sports(スポーツ)と Art(アート)を掛け合わせ、

・才能が世に出るための登竜門
・異なる世界が交わる交差点
・既存の枠を越える突破口

この3つの「GATE」を開くことを目指す、スポーツ×アートのプロジェクト群です。


第一弾は、ヴォルフェ北海道を応援する企画

その SPOART GATE の第一弾として、ヴォルフェ北海道を応援する企画が動き出します。

舞台となるのは、札幌で開催される複合フェスティバル「NoMaps2025」。ヴォルフェ北海道としては、2023年から連続出展となり、今回で3回目の参加です。

今年は、会場展示やストリートフットボールケージのデザイン、コラボグッズに使用するアート作品を、全国から募集します。

テーマは「交差し、適応し、継承する」。年齢や経験は問いません。


この判断をした理由

僕たちは、スポーツを「競技」だけでなく、「文化」として地域にひらいていきたいと考えています。

結果や勝敗だけでなく、そこに至る過程や、人との関係性そのものにも価値がある。

SPOART GATE の提案を受けたとき、その姿勢と深く重なるものを感じました。

異なる領域を交差させること。
その過程に多様な人を巻き込むこと。
常識にとらわれない形で応援の回路をつくること。

もちろん、迷いがなかったわけではありません。

準備にかかる時間、予算との兼ね合い、初めて組む相手との信頼関係。

それでも、ここで踏み出さなければ、こうした実験の場はずっと遠いままになる。そう感じました。


未来への布石として

僕たちが目指しているのは、活動を止めずに続けられる力を、自分たちの手で育てていくことです。

外からの支援だけに頼るのではなく、地域や関わってくれる人たちとの循環の中で成り立つクラブであること。

SPOART GATE 第一弾は、直接的な集客施策ではありません。

それでも、ヴォルフェ北海道という存在を新しい層に知ってもらい、「応援したい」という感情が芽生える入口にはなり得る。

この判断が、いつか「よかった」と言える日が来るのかどうか。

それは、これから先、僕たちと関わってくれる人たちと一緒につくっていく未来次第だと思っています。

交わるはずのなかったものが出会ったとき、どんな景色が立ち上がるのか。

その瞬間を、少し先の未来で迎えられたらと思います。


※本稿は、メールマガジン「この判断で、よかったか?女子フットサルクラブの『経営』と『感情』の実録」の記事を、WOELFE PACKメンバー向けに再編集したものです