バックナンバーの公開(2025年12月31日発行)
2025/12/31これまで閉じてきた設計
これまで本メルマガは、無料版・有料版を問わず、原則としてあとから読めない設計にしてきました。
その瞬間に読んでもらう。その時間性も含めて、ひとつの形だと考えていたからです。
一方で、バックナンバーをヴォルフェ・パックの特典として開放する構想は、以前から手元にありました。
記事の蓄積と準備が進んできたことを受け、今回あらためて公開する判断をしました。
いまのヴォルフェ北海道の状況
ここで、いまのクラブの状況を、事実として並べておきます。2025年12月時点のものです。
ヴォルフェ北海道には専任の社員はいません。情報発信の規模も決して大きくはありません。
X(旧Twitter)のフォロワー数は199人、Instagramは217人です。
法人としての業績は、第1期の売上高が102,897円、当期純損失は889,033円。第2期の売上高は4,213,832円、当期純損失は2,573,690円です。
競技面では、北海道女子フットサルリーグ2部に所属しています。
これが、いまの現在地です。
内部でできなかったという事実
こうした条件のなかで、すべての作業をクラブ内部だけで完結させることは、現時点ではできていません。
今回のバックナンバー公開も、内部メンバーではなく、外部の方へ有償で業務委託する形を取りました。
本来であれば、クラブの中に役割をつくり、内部で担える状態を整えるべきだと思っています。そのほうが健全で、長期的には必要な形です。
ただ、いま「内部でやる」と選べば、誰がどの時間を使い、どこまで責任を持つのかが曖昧なまま、作業に着手できず、判断だけが先送りされる可能性がありました。
その状態は避けるべきだと感じ、今回は進める線を選びました。
とはいえ、外部に委託したという事実は残ります。クラブの中で引き受けきれなかった、という事実です。
その意味をどう受け止めるのかについては、まだ整理しきれていません。説明すれば割り切れる、という段階ではありません。
誠実さとは何か
今回の判断を進めるなかで、ひとつの問いが手元に残っています。
誰かに伝わらないと分かっている判断を、それでも進めることは、誠実といえるのか。
言葉を重ねれば理解してもらえる、という種類の問いではない気がしています。
それでも、判断を止めないこと。いまの条件のなかで、進められる線を選ぶこと。
その選択が何を残し、何を削っているのか。
いまもその問いの中で、判断を続けています。
止めずに進めたという事実
準備が整い次第、バックナンバーを公開します。
反応がどうなるのか。何が変わり、何が変わらないのか。
それを見たうえで、次の判断を考えます。
いまは、この判断を正解だと言い切るつもりはありません。
ただ、この条件のなかで止めずに進めた、という事実だけは、ここに残しておこうと思います。
※本稿は、メールマガジン「この判断で、よかったか?女子フットサルクラブの『経営』と『感情』の実録」の内容を、ブログ向けに再編集したものです