ご縁でつながる経営者インタビューメディア「コントリ」(2026年1月7日発行)
2026/01/07先日、経営者インタビューを中心に発信しているメディア「ご縁でつながる経営者インタビューメディア/コントリ」で、お話しする機会をいただきました。
ヴォルフェ北海道のこと、そして僕自身のこれまでとこれからについて。なぜクラブを立ち上げたのか、いま何に向き合っているのか、どんな未来を見ているのか。クラブの輪郭を形づくるための問いが、丁寧に重ねられていきました。
取材の場所に込めたもの
取材場所は、自分で選びました。新宿駅前の屋外スペース「Metro - Bewilder」。
スタジオや会議室ではなく、人が行き交い、街の音がそのまま流れ込む広場です。大きなモニュメントが立ち、床面には強い色彩のグラフィックが広がる、アートとして設計された空間。
日常の速度のなかに、もうひとつ別の層が重なるような場所で話したいと思いました。
その日、僕はSPOART GATEのコラボレーションパーカーを着ていました。
アートコミュニティ #c7 Gallery が立ち上げた企画に、ヴォルフェ北海道として参加させていただき、その中で生まれた作品を日常の中で身に着けられる形にしたものです。今回は9点のうち、Sentakuさんの作品をあしらった一着を選びました。
インタビューという「残る形式」
インタビューは、あとから形として残ります。
編集され、文章になり、誰かに引用されることもある。時間が経っても参照される可能性がある。その意味で、一度きりの会話ではなく、クラブや自分の「説明文」を外に置く行為でもあります。
だからこそ、受けるかどうかの判断には少し迷いがありました。
どのメディアに、どのタイミングで、どんな形で出るのか。それによって、ヴォルフェ北海道の見え方も、僕自身の見られ方も変わります。
いわゆるステータスや箔と呼ばれるものが、判断材料になる場面があることも否定はできません。
それでも、今回のメディアに掲載されている経営者の方々の記事を読み、この時間には意味があると感じました。
いま同じフィールドに立つ人たち。あるいは、これから同じ方向を向くかもしれない人たち。
ヴォルフェの活動が、挑戦する人たちを後押しするものでありたいと思うからこそ、この機会を大切にしたいと思いました。
話しながら考えていたこと
インタビューを終えて、「もう少し整理して語れたかもしれない」という感覚が残りました。
準備不足だったというよりも、話しながら考え、考えながら言葉を選ぶ時間が思った以上に長く、その場での対応に重心が寄っていたように思います。
振り返れば、別の順番や別の言葉の置き方もあったはずです。
それでも、まったく伝わらなかったという感覚ではありませんでした。聞き手の方が言葉を追い続けてくれている手応えがあり、途中で途切れることなく時間が流れていった。
ヴォルフェ北海道のことと、僕自身のことを、時間をかけて話させていただけたこと。それ自体が、当たり前ではない機会でした。
整えることと、委ねること
今回引っかかっているのは、準備の量ではないのだと思います。
「残る形式」で語るとき、どこまで言葉を整えておくべきか。その線がまだ定まっていないことを、あらためて突きつけられました。
整えすぎれば、状況や関係性の揺らぎが削られる。
その場の判断に委ねすぎれば、「もっと言えたのではないか」という後味が残る。
そのどちらにも寄り切らない場所を、もう少し意識的につくる必要があるのかもしれません。
次に同じ問いを受けたとき、何を準備し、何を準備しないのか。
どこまでを言葉に固定し、どこからを場に委ねるのか。
今回のインタビューは、その線を引き直すきっかけになりました。
公開された際には、ぜひ目を通していただけたら嬉しく思います。
インタビュー記事はこちらからご覧いただけます
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※本稿は、メールマガジン「この判断で、よかったか?女子フットサルクラブの『経営』と『感情』の実録」の内容を、ブログ向けに再編集したものです