国際女性DAY(2026年3月4日発行)
2026/05/01国際女性DAYに、どんな一日をつくるのか
3月8日(日)、ヴォルフェ北海道は「国際女性DAY ヴォルフェカップ #9 Empowered by ラセン」を開催します。
会場は、比布町・旧蘭留小学校 校舎および体育館です。
当日は、スポーツマンシップをテーマとした参加型ワークショップ(11:30-13:00予定)と、4v4形式によるワンデイ大会(14:00-17:00予定)を実施します。
本イベントは、演出や出店を伴う興行形式ではありません。スポーツマンシップを扱うプログラムと、4v4の実践を通じた構成で実施します。
ワークショップ内では、女子フットサル日本代表としてプレーし、海外リーグでも活動してきた吉林千景さんをお迎えし、参加者からの問いに実体験をもとにお答えいただく時間を設けます。
なお、現時点では一般観覧に特別な制限は設けていません。ただし客席の設置はありません。安全確保が必要と判断される場合には入場制限を行う可能性があります。
華やかさの前にあるもの
3月8日は、国際女性DAYです。
女子フットサルという競技は、競技人口や環境整備の面で、男子と同じ前提に立っているとは言えません。練習環境、指導体制、発信の量、収益構造。どれをとっても、発展途上にあります。
一方で、競技そのものの強度や、選手一人ひとりの挑戦は、十分に可視化されているとは言えません。
ヴォルフェカップは、これまで「試合を行う場」であると同時に、「学びを共有する場」として位置づけてきました。今回はその比重を、明確に後者へ寄せています。
演出や集客を主目的とする興行形式ではなく、スポーツマンシップを扱うワークショップと、少人数制の4v4という実践形式を組み合わせました。
また、本イベントは株式会社ラセンのサポートのもと実施します。同社とは、AIカメラによる試合撮影やデータ入力支援など、競技力向上を支える領域で連携を進めています。
競技の「表に見える部分」だけでなく、「支える構造」も含めて育てていく。その延長線上に、今回の形式があります。
見ることと、関わることは同じではない
競技を広げる方法として、「多くの人に見てもらうこと」は重要です。
一方で、「見ること」と「関わること」は同じではありません。
試合を観戦することで熱量は生まれますが、その熱量が競技の構造そのものを変えるとは限りません。
女子スポーツをめぐる議論では、注目度や集客、スポンサー規模が語られることが多くあります。しかし、競技環境が育つ過程では、問いを共有する時間や、価値観を言語化する場も同じだけ必要になります。
スポーツマンシップは、理念として掲げるだけでは機能しません。試合の前後、日常の選択、対話の積み重ねの中で初めて具体性を持ちます。
盛り上げることと、育てることは、重なる部分もありますが、同じではありません。
今回、私たちはその違いを、形式として選びました。
問いを持ち帰る日にする
正直に言えば、この形式が最適かどうかはわかりません。
客席を設けず、大きな演出もせず、集客を前提にしない。数字の上では、効率的とは言えないかもしれません。
それでも今回は、「盛り上げる日」ではなく、「問いを持ち帰る日」にしたいと考えました。
国際女性DAYという日に、女子フットサルを扱うのであれば、競技の華やかさだけでなく、その前提にある構造や価値観にも触れる必要があると感じたからです。
ワークショップでスポーツマンシップを扱い、4v4という形式で実践する。学びと試合を分けるのではなく、同じ一日の中で往復させる。
それが、いまの私たちにできる試みだと判断しました。
この判断が正解かどうかは、すぐにはわかりません。
ただ、競技を「見るもの」として広げる前に、「考え、実践するもの」として共有する時間を持つ。その順番を、今回は選びました。
3月8日、旧蘭留小学校にて
3月8日(日)、旧蘭留小学校 校舎・体育館にて開催します。
11:30よりスポーツマンシップ・ワークショップ、14:00より4v4ワンデイ大会を実施予定です。
演出や出店を伴う興行形式ではありません。施設内で試合をご覧いただくことは可能ですが、客席の設置はありません。現時点では一般観覧に特別な制限は設けていませんが、安全確保が必要と判断される場合には入場制限を行う可能性があります。
変更が生じる場合は、公式ホームページおよび公式Xにてお知らせします。
国際女性DAYにあわせて実施する今回のヴォルフェカップは、華やかな一日ではないかもしれません。
それでも、問いと実践が往復する時間をつくることは、いまの私たちにとって必要な試みだと考えています。
当日、それぞれの立場で関わっていただければ幸いです。
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