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たびだちのひ by SUGURU MIZUMASA

この絵を見たとき、わたしたちは、静かに立ち止まりました。

色でも構図でもなく、そこに宿っていたのは、「わたしたちはここにいる」と誰かに伝えたくなるような感覚でした。

この作品は、クラブが何かを“届ける”ためのものではありません。
むしろこれは、わたしたちが何かを“受け取っていた”という証です。

そのことをこの一枚が静かに教えてくれました。


あの出会いから、すべてが始まった

2024年。
初めて挑んだクラウドファンディングのなかで、わたしたちは2つの作品を創作してもらいました。
おんなのこのゆめ》《おおかみたち》──

描いたのは、イラストレーターのSUGURU MIZUMASA。
SUGURU MIZUMASAのポートフォリオ

旭川という地から、スポーツとアート、まなざしと感情、それらの接点を
一緒に見つけてくれた表現者でした。

あのときわたしたちが伝えられなかった想いを彼の絵が代わりに語ってくれた。
その瞬間から、アートはこのクラブの言葉のひとつになりました。


そして、いま再び、ひとつの絵をともにつくる

『たびだちのひ』。

この作品は、クラブが次のフェーズへ進もうとする中で
ふたたび彼と交わした最初の「続きのことば」です。

場所はニュージーランド。
遠く離れた地で生まれたその絵には、焚き火のような光と旅立つ前の静けさが描かれています。

光の粒たちは、まだ名前のない希望たち。
誰かがわたしたちに寄せてくれた、声にならないまなざし。
それを受けとったクラブが、ただひとつ返したくなった記録。

この作品は、わたしたちと、あなたと、誰かとが、
たしかに“いっしょにいた”という証明です。


どんな制度よりも、確かなこと

この作品は、アートカードとして手にしていただけるほか、
REDプランのメンバーには、数量限定のエディション版(※受注生産)もご用意しています。

詳しくは、以下ページからご覧ください。

アートカードのお申込
https://woelfe-direct.moala.live/collections/woelfe-pack-exclusive-artcard

エディション版のお申込
https://woelfe-direct.moala.live/collections/woelfe-pack-exclusive-editions

名前があるものよりも、名前のない関係のほうが先に始まっていた。
制度でも、プランでもないところからこのクラブは動き出し、
誰かとつながってきました。

この絵があなたの手に渡るとき、
「あのとき見ていた気持ちは、たしかに届いていた」と思ってもらえたなら、
それは、わたしたちがここに“存在している”という証です。

わたしたちの旅は、まだはじまったばかり。


タイトル:
たびだちのひ

説明:
焚き火のようにあたたかな光を放つ星たち。そのひとつひとつは、これから旅立つ人たちの輝きを象徴しています。

夜の空間を背景に、紫やピンク、青、黄色の光が滲むように広がり、この世界に灯る「まだ名前のない希望たち」を描き出しています。

物語がはじまる瞬間の静けさと、そこに流れる緊張と高揚感。この作品は、ヴォルフェという旅のはじまりを、これから歩き出すすべての人に向けて描かれたものです。

Collaboration Artist
SUGURU MIZUMASA