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いま、クラブはこうして動いている

このクラブには、いま(2025年7月現在)、ふたりの代表がいます。

ラベルとしては「共同代表」という名前ですが、分担や役職がはっきり決まっているわけではありません。

そのときに必要な動きを、手分けして担っている、というのが実態です。

それぞれの場所で

今日は、そのふたりが、それぞれ別の場所にいます。

片方は、札幌に入ってチームの練習試合に帯同しています。
現地に入ってからも、ウォームアップの流れや着替えのタイミングなど、複数の役割を同時にこなす必要があります。

私たちのクラブに限らずですが、「代表」と言いながら、運営のほとんどを担っています。

もう片方は、関東にいます。

Fリーグの試合を視察しました。
「なにを見ておくべきか」はいつも難しい。
試合展開そのものももちろんですが、会場の空気や運営体制、言葉にならない部分の設計に注目しています。

またスポンサー候補との面会も控えています。
ヴォルフェにとって、支援をどう設計するかは、「お願い」や「交換」ではなく「関係のデザイン」として扱いたいテーマ。
その話をどう届けるかを考えながら、対話の場に向かっています。

ふたりでまわしている

場所も動きもまったく違いますが、いまのクラブにとっては、どちらも必要な活動です。

チームを運営するということは、遠くに行くことも、そばにいることも、同じくらい大事な時間を含んでいます。

いま、ヴォルフェ北海道の運営を担っているのは、このふたりだけです。

ありがたいことに、選手たちや外部で協力してくれている仲間も、いつも力を貸してくれています。

イベントの時だけでなく、さまざまな場面で手伝ってくれる人も増えてきましたが、
それでも日々の運営は、まだふたりの手のなかにあります。

練習の予定を立てたり、移動の手配をしたり、次の一歩をどう踏み出すかを考えたり。
やるべきことは、ほぼ毎日、何かしら発生しています。

外には見えない作業や調整ごとが多く、「クラブをまわす」というのは、“見えないことの集積”だと常々感じています。

今はまだ

すこしずつ関わってくれる人は増えてきました。
でも「まだふたりでやっているんだな」と感じる瞬間は、いまも多いです。

たとえば、今日のような日。
北海道と関東、それぞれで動きながら、別の角度からクラブを支えている──そんな一日です。

これは記録です

特別なことがあったわけではありません。
でも、いまのクラブの輪郭が、少しだけ見えるような気がして。

これは報告ではなく、記録。

わたしたちの現在地です。