ヴォルフェ北海道とNoMaps2025──交差点に立ち会う
2025/09/17札幌で毎年ひらかれるクリエイティブの祭典、NoMaps。ヴォルフェ北海道は、2023年/2024年/2025年と連続でこの場に立ちました。
初年度はけん玉、2年目はストリートフットボールとフットゴルフ。そして2025年は、アートコミュニティ「#c7 Gallery」とともにSPOART GATEをひらき、クラブの選手たちが初めてその場に立ち会いました。
大きな達成ではありませんが、たしかに実現した一歩だったと思います。
NoMapsとの3年間
2023年、ボール蹴りながらけん玉を手にしました。競技ではなく、遊びのかたちを示す出発点。
2024年、ストリートフットボールとフットゴルフを街へ持ち出しました。人と場所をつなぐ実験。
そして2025年、3度目の参加としてSPOART GATEをひらき、はじめてNoMapsの場にヴォルフェ北海道の選手が立ちました。
SPOART GATEという交差点
その空間には、作品と人が並びました。主催はヴォルフェ北海道と#c7 Gallery。
展示というより、立ち会いの連なり。
作品の前に落ちる沈黙、選手へ向けられる素朴な問い。
スポーツの内と外、アートの内と外が、ゆるやかに交わりました。
はじめて選手が参加したこと
これまでの2年間、そこにいたのは運営メンバーのみ。選手は不在のまま、場をつくってきました。
そして今年は初めて選手がその場に立ちました。競技のフィールドを離れ、まちの空気のなかに身を置くこと。
それはクラブが願ってきたかたちのひとつであり、小さくも確かな実現でした。
2024年は、スポーツを街にひらく試み。
2025年はその延長にありながらも、まちなかに「遊び」を置くのみでなく、さらに人々を巻き込みSPOART GATEという交差点を立ち上げてみました。
選手がそこにいることで「どう交わるか」という問いはいっそう切実になりました。
続けてきたからこそ見えた違いがあり、続けることでしか届かない風景があったと思います。
あなたへ
NoMapsは、観客と出演者を分ける舞台ではありませんでした。そこにいた一人ひとりが、場をつくる側でもありました。
私たちの小さな実現は、あなたには別のかたちで訪れるかもしれません。
問いはここで終わりません。
まだ形にならない声を、ここで一緒に聴いてみませんか。
NoMaps2025 コラボレーション募集作品のご紹介|SPOART GATE × ヴォルフェ北海道
https://woelfe.team/info/imZ_08Nu