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ヴォルフェ北海道とNoMaps2025──交差点に立ち会う

札幌で毎年ひらかれるクリエイティブの祭典、NoMaps。ヴォルフェ北海道は、2023年/2024年/2025年と連続でこの場に立ちました。

初年度はけん玉、2年目はストリートフットボールとフットゴルフ。そして2025年は、アートコミュニティ「#c7 Gallery」とともにSPOART GATEをひらき、クラブの選手たちが初めてその場に立ち会いました。

大きな達成ではありませんが、たしかに実現した一歩だったと思います。


NoMapsとの3年間

2023年、ボール蹴りながらけん玉を手にしました。競技ではなく、遊びのかたちを示す出発点。

2024年、ストリートフットボールとフットゴルフを街へ持ち出しました。人と場所をつなぐ実験。

そして2025年、3度目の参加としてSPOART GATEをひらき、はじめてNoMapsの場にヴォルフェ北海道の選手が立ちました。


SPOART GATEという交差点

その空間には、作品と人が並びました。主催はヴォルフェ北海道と#c7 Gallery

展示というより、立ち会いの連なり。

作品の前に落ちる沈黙、選手へ向けられる素朴な問い。

スポーツの内と外、アートの内と外が、ゆるやかに交わりました。


はじめて選手が参加したこと

これまでの2年間、そこにいたのは運営メンバーのみ。選手は不在のまま、場をつくってきました。

そして今年は初めて選手がその場に立ちました。競技のフィールドを離れ、まちの空気のなかに身を置くこと。

それはクラブが願ってきたかたちのひとつであり、小さくも確かな実現でした。


2024年は、スポーツを街にひらく試み。

2025年はその延長にありながらも、まちなかに「遊び」を置くのみでなく、さらに人々を巻き込みSPOART GATEという交差点を立ち上げてみました。

選手がそこにいることで「どう交わるか」という問いはいっそう切実になりました。

続けてきたからこそ見えた違いがあり、続けることでしか届かない風景があったと思います。


あなたへ

NoMapsは、観客と出演者を分ける舞台ではありませんでした。そこにいた一人ひとりが、場をつくる側でもありました。

私たちの小さな実現は、あなたには別のかたちで訪れるかもしれません。
問いはここで終わりません。

まだ形にならない声を、ここで一緒に聴いてみませんか。


NoMaps2025 コラボレーション募集作品のご紹介|SPOART GATE × ヴォルフェ北海道
https://woelfe.team/info/imZ_08Nu