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REDプランの“エディション版”について考えていること

もし、REDプランに少しでも関心を持ってくれた方がいたなら。
その中にどんな考えや想いが込められているかを、今日はあらためて言葉にしてみたいと思います。

REDプランという設計は、「支援」ではなく「共有」のあり方についての提案です

WOELFE PACK(ヴォルフェ・パック)には、WHITE・GOLD・REDという3つのプランがあります。
REDはその中で最も高額なプランであり、現時点では限定10名ほどの参加を想定しています。

このREDというプランを、ただ「上位の支援」として設計したわけではありません。
私たちは、深く関わるという行為そのものにどんな価値があるのかを考えたくて、この選択肢を置きました。

もちろん、クラブの運営にとって大きな支援は必要です。
でも、それを「金額の多さ」だけで測ってしまうと、関係が一方通行になってしまう気がしていました。

むしろREDという設計は、
「こんなに支援してもらえるなら、私たちはどう応えるべきか?」という問いから始まっています。


“エディション版”という届け方

その問いへのひとつの応答として、REDプランでは“エディション版”の作品をお届けする予定です。
これは、他のプランでも特典として準備しているアートカードの制作・配布とは異なる特別な形式での表現です。

とはいえ、数量限定・キャンバス地のプリント作品──そういった仕様の説明だけでは、REDプランの本質には届きません。

この“エディション版”は、クラブの思想や美学を、形のある作品として共有するための試みです。
それは「所有する」ものではなく、「関係を通じて共に持ちうる」作品として構想しています。

受け取ったその1枚が、誰かにとって「関わっている」という実感や「ともに築いている」という記憶になるように──。
そんな願いをこめて準備を進めています。


正直に言うと、まだすべてが整っているわけではありません。
REDプランも、エディション版も、これから育てていくものです。

「関わる」ということの先に、
どんなふうに“返せるか”を考えたとき──たどり着いたのが、今のこのかたちでした。

作品の完成度よりも、届け方の誠実さ。
所有価値よりも、記憶としての意味。

REDプランという選択肢を通じて、
そんなかたちの“共有”ができたらうれしく思います。


これは、選ぶか選ばないかではなく、
「こんな関係の在り方も、ここにはあるんだ」と知ってもらうための提案です。